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四季 秋

主人公?がここまで登場しない作品ってないんじゃないかしら?いろんなものが登場してきて懐かしさでいっぱい。でもそれらはどれもウン年前に読んだものばかりなのであんまし覚えておらず。こんなのあったかしら?ってのも。とりあえず、この小説から読み始めないほうがよい、ということは他人に伝えることができます。

「数学や物理の問題、あるいはクイズにおいては、この種の感覚は確かにある。」
「自分が一番よく知っていること、自分にしか事情がわからないことも多くなった。もし結果に間違いがあれば、それはすべて自分の責任になる。そういったプレッシャが、彼女を慎重にし、そして、何度も立ち止まり、後ろを振り向かせるようになった。その分、前進速度は衰えた。」

いや、魅力的な作品であることには疑いようがない。